ロイヤル・コンセルトヘボウが長崎にやってくる

 当財団も助成元として名を連ねる「ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 長崎公演」が、2年に亘りオランダと九州各県とが様々な分野で交流を展開してきた「ホーランド・九州2016ー2017」プロジェクトのフィナーレを飾ります。栄誉ある「王立」をその名に冠したオーケストラの来崎公演は、鎖国時代においては正にオランダと日本との懸け橋であった出島表門橋が、130年の時を経て新時代の日蘭交流の象徴として復元されることを記念し、11月23日(木・祝)に長崎ブリックホールで開催されます。

 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団は世界3大オケの一つとして名高く、国内での一般的な知名度ではベルリン・フィルやウィーン・フィルと比べるとやや及びませんが、世界的には他の2楽団と常に評価と人気を三分するクラシック界の古きドラゴンであることは間違いありません。今回の招聘では京都・川崎・東京(2日目)ではマーラーを、東京(初日)・長崎・大阪ではソリストにフランク・ペーター・ツィンマーマンを迎えての「ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲」と「ブラームス 交響曲第1番」を演奏する予定です。特筆すべきはツィンマーマンが再会を果した1711年製ストラディバリウスとの名コンビで臨むバイオリンソロで、今から期待に胸を膨らませているファンも多いのではないでしょうか。もちろん、常任指揮者に就任して間もないダニエレ・ガッティとの間にどんなハーモニーを生み出すのかも、大いに気になるところです。

 また、長崎では今回の公演をきっかけにコンセルトヘボウと連携していこうという動きもあるそう。既に本公演に先駆けて長崎市内の児童を対象としたワークショップ開催が決定しており、その後には音楽家を目指す者だけでなく広く青少年を対象としたセミナーや、室内楽公演などを通して継続的な交流を目指すということで、音楽文化発展の機運到来を告げる第一楽章のハーモニーとなるよう期待したいところです。


※詳細については公式サイトロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 長崎公演【公式】にてご確認ください

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