2025年度「テイクオフ奨学金」の採用者が決定

 去る5月27日に2025年度「テイクオフ奨学金」の選考審査を行い、応募者84名より新奨学生22名(4年制大学:11、大学院:11名)の採用が決定いたしました。

 2017年度以降の在学生82名(4年制大学:65名、6年制大学:4名、大学院:13名)と、予約採用型である社会的養護児童に向けての2025年度「未来のトビラ奨学金」新入学生4名(4年制大学:2名、専門学校:2名)と合わせ、2025年5月現在において本財団の奨学金を受ける全学生は108名となります。
大学コース 採用11名
  • 小川大和
    日本体育大学
    体育学部 体育学科
    志望理由: レスリング日本代表選手・教師

    私は目標であるオリンピック優勝に向け、日本体育大学で日々練習に励んでいます。先日は大学リーグ戦や全日本選抜にも出場しました。今年は1つでも多くタイトルが獲れるよう頑張りたいと思います。
     

    幼少期よりレスリングをはじめ、JOCジュニアオリンピックFS 51kg級優勝、国際大会においてはU17日本代表として世界選手権・東アジアユース大会FS 51kg級優勝。高3の高校総体でグレコローマン55kg級を制す。日々考え続ける基礎練習を積み上げ、一切の妥協を許さない意志の強さで夢の実現を目指す。


  • 東日本のリーグ戦

  • ジュニアオリンピックカップ
  • 庄司徳華
    The University of Edinburgh
    Psychology
    志望理由: 心理カウンセラー

    多文化環境で心理学を学び、人の心に寄り添える支援者を目指しています。音楽やボランティア活動を通して社会との関わりを深めています。
     

    高2よりカナダに留学。国技であるアイスホッケーに魅了され、プロチームのソーシャルメディアマーケターとして携わったことにより、人に寄り添い支えることの大切さを痛感する。心理学を学びカウンセラーとして誰かの力になることを目標としている。


  • アイスホッケーチームでの撮影ボランティア活動中。
  • 村上路華
    INTO Queen's University Belfast
    International Foundation for science and Engineering
    志望理由: 音響工学の研究

    私は現在、クイーンズ大学ベルファストへの入学に向けた準備を進めています。ファウンデーションコースを終えた後は、音響工学についての理解を深めるだけでなく、陸上も続けたいと考えています。
     

    舞台やホールでの音響効果だけでなく、オンラインコンサートにおける臨場感についても研究し、将来は一般家庭でもライブさながらの音が再現可能なスピーカーや音響機材の開発を手掛けることが目標。工学分野における音の高品質化で音楽業界を盛り上げるとともに、女性研究者の世界的な地位向上にも寄与する人材となりたい。


  • 陸上部に所属し100mからマイルまで様々な競技に出場
  • 大阪大学 理学部 生物科学科
    難病の治療薬研究、開発
  • 活水女子大学 看護学部 看護学科
    フライトナース
  • 熊本大学 法学部 法学科
    裁判官
  • 佐賀大学 教育学部 学校教育課程
    音楽教師
  • 筑波大学 情報学群 知識情報 図書館学類
    メディアに関する学習
  • 長崎大学 医学部 医学科
    医師
  • 日本体育大学 体育学部 体育学科
    ラグビー日本代表選手/ラグビー指導者
  • 早稲田大学 文化構想学部 文化構想学科
    国家公務員/バスケットボール選手
大学院コース 採用11名
  • 野寄拓海
    東京大学大学院(博)
    理学系研究科 生物科学専攻
    志望理由: 農学研究/大学教員

    私たち生物の設計図はDNAの中に刻まれた遺伝子です。遺伝子は複雑かつ精密なステップを経て、タンパク質へと変換されます。しかし、この過程の全貌は完全には解明されていません。私は現在、植物を用いて、遺伝子の発現がどのように制御されているのかを研究しています。
     

    植物におけるヒストン修飾を介した遺伝子制御機構の解明に取り組み、複数の因子を同定し、今後の展開が期待されている。これと並行して、異なる種類のヒストン修飾の間の相互依存性やその環境変動に対する応答についても、全く新たな知見を見出し、筆頭著者の論文として現在準備中。いずれは「植物における遺伝子発現のエピジェネティック制御」に関する研究に取り組み自身の研究室の立ち上げを目指す。


  • 2024年に参加したVienna BioCenter(オーストリア・ウィーン)主催のサマースクールの様子。

  • 研究に使用しているモデル植物シロイヌナズナ(学名: Arabidopsis thaliana)。
  • 川口純平
    大阪大学大学院
    工学研究科 応用化学専攻
    志望理由: 応用化学研究(ホウ素二次原料の新規開発と機能化)

    私は現在無機化学の中でも特に酸化ボロフェンなどの低次元物質を専門に研究を行っています。現在使用されている物質を凌駕するような革新的な材料・デバイスを開発し、社会に大きな影響を与える研究を目指してこれからも頑張っていきたいです。
     

    学部4年次より研究室に配属されNature Communicationsへの論文掲載や多くの学会参加、大阪大学工学賞受賞などの成果を挙げ、今後も国際学会などが控えている。強い探究心と行動力を備えた将来有望な研究者として将来が期待されている。


  • 様々なX線装置を用いて、構造解析や物性の調査を行っています。
  • 村井マリア
    九州大学大学院
    理学府 地球惑星科学専攻 気象学・気候力学研究室
    志望理由: 大気力学研究/研究職

    修士課程では「大規模な大気波動が局所域の気候変化に与える影響の定量的な評価」に取り組みます。将来的にはテレコネクションや波動干渉の解明を各地域の気候予測へと応用し、観測・モデル・理論融合で気候予測向上に取り組む研究者を目指します。
     

    異常気象による豪雨災害から多くの命を救いたいとの思いから「熱帯海水温変動が東アジア地域の豪雨現象を引き起こすメカニズムの解明」「気象予測精度の向上」という研究に携わり、気象学の発展への寄与と、ひいてはその成果を防災・減災に活かすべく研究者の道を歩んでいる。


  • 昨年夏、京都で気象観測を行った際の一枚です。ヘリウムガスを注入した大きな風船に風速計や気圧計を取り付けて約300mの高さまで打ち上げて生データを取得します。
  • 岩永椋祐
    長崎大学大学院
    医歯薬学総合研究科 医療科学専攻
    志望理由: 矯正歯科研究(難症例や合併症の治療法開発)

    私は現在大学病院の矯正科で基礎研究と矯正治療の臨床に取り組んでいます。研究と臨床の二足の草鞋は確かに時間的・体力的にもハードではありますが、臨床現場で感じる課題を研究を通して解決の糸口を探るというのは非常にやりがいを感じており、今後さらに研鑽を積んで行きたい所存です。
     

    歯並びの治療でコンプレックスを解消した自らの経験から「歯列矯正により笑顔で自信を持って生活できる人を増やしたい」という志を抱く。臨床医として医療の現場に従事しながら、より難症例や合併症などで困っている人々に最適な治療法や環境を提供・整備する研究を続けている。'24長大歯学部学部長賞受賞。


  • 矯正治療の練習に使うタイポドントという模型です。お湯につけるとワックスが柔らかくなり曲げたワイヤーの力が作用して模型の歯が動きます。
  • 九州工業大学大学院 工学府 工学専攻
    機能性材料の開発研究(宇宙分野応用)
  • 九州工業大学大学院(博) 工学府 工学専攻
    ハイブリットロケットエンジンの研究(宇宙産業、輸送手段の開発)
  • 熊本大学大学院 自然科学教育部 材料・応用化学専攻
    材料工学研究(機能特性を持つ材料創製)
  • 神戸大学大学院 法学研究科 実務法律専攻
    弁護士(行政訴訟)
  • 筑波大学大学院(博) 数理物質科学研究群 応用理工学学位プログラム
    太陽電池研究(半導体に関する応用工学)
  • 長崎大学大学院 熱帯医学・グローバルヘルス研究科 グローバルヘルス専攻
    感染症対策の基礎研究(新薬やワクチン、検査技術の開発)
  • 早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 コーチング科学領域
    プロバスケットボール選手(指導者)
(順不同)
 
以上


「2025年度 テイクオフ奨学金(大学)」募集要項はこちら
「2025年度 テイクオフ奨学金(大学院)」募集要項はこちら
*2025年度の募集は終了、2026年度生の募集要項は来年1月の公開を予定

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