2023年度「テイクオフ奨学金」の採用者が決定

 去る5月25日に2023年度「テイクオフ奨学金」の選考審査を行い、応募者68名より新奨学生35名(4年制大学:22、大学院:13名)の採用が決定いたしました。

 2017年度以降の在学生63名(専門学校:2名、4年制大学:44名、6年制大学:6名、大学院:11名)と、予約採用型である社会的養護児童に向けての2023年度「未来のトビラ奨学金」新入学生3名(専門学校:1名、4年制大学:2名)と合わせ、2023年5月現在において本財団の奨学金を受ける全学生は101名となります。
大学コース 採用22名
  • 安部沙和奈
    大東文化大学
    文学部 書道学科
    志望理由: 書道家・教員

    国内初の書道学科を持つ歴史ある大東文化大学で、専門的に書道を学ぶ日々を送っています。
    将来的には、自分の字と言葉を通して、誰かの心にそっと寄り添えるような温かい書道家になりたいと考えています。その実現のためにも、書に没頭する大学4年間にしていきたいです。

     

    プロ野球チームの応援タオルをきっかけに書道アーティスト原愛梨さんに感銘を受け、書道家を志すように。書の奥深さや日本文化の尊さを発信する書道家になり、書道文化の興隆のために尽力したいと考えている。


  • 第28回全日本高校・大学生書道展に向けて、作品制作中の様子です。隷書体にて、文字数の多い作品に挑戦しました。
  • 武藤太一
    九州大学
    理学部 物理学科
    志望理由: 物理学の学習・宇宙に関わる仕事

    私は、九州大学の理学部物理学科に進学しました。
    将来、自分が興味を持っている宇宙論という分野について研究するため、日々勉強に取り組んでいます。物理の基礎的なところからこの4年間でしっかり学んでいきたいです。
    また、バスケットボール部に所属し、仲間たちと一生懸命練習に励んでいます。どちらも後悔することのないよう全力でやり抜こうと思います。

     

    2019年開催の「TREASURE'19 オール九州ジュニアバスケットキャンプ」にて渡邊雄太選手(NBAフェニックス・サンズ所属)と対面し「君は勇気もやる気もある選手。その行動力を忘れないで欲しい。」と夢を追いかける力を貰う。高校ではバスケと学習の文武両道を貫き通し、研究者として宇宙への挑戦の道を歩み始めた今も、あの日の言葉を胸に抱いている。


  • 物理を頑張っていくと決意を固めた1枚。
  • 福田蒼龍
    東北大学
    法学部 法学科
    志望理由: 裁判官

    私は現在裁判官になることを目指して、東北大学法学部で学んでいます。
    法律だけを学ぶのではなく、講義や読書、イベント等を通じて様々な知識や経験を得る充実した日々を送っています。
    人や社会を知り、温かい裁判官になりたいと考えています。

     

    小学生の頃に俳句と出会い、高校では英会話部と文芸部に所属しそれぞれの部で顕著な成果を上げ、全国高校生英語ディベート大会ではメイクフレンズ特別表彰を受ける。課外活動も充実させボランティア活動にも精力的に参加。文学性と論理性を身に着け法曹の世界へと進路を取る。


  • 東北大学にて。東日本大震災を経験した土地での学びと人との交流は、新たな気づきを与えてくれます。
  • 活水女子大学 看護学部 看護学科
    看護師
  • 神奈川大学 人間科学部 人間科学科
    ヨット選手/指導者
  • 関西大学 商学部 商学科
    地方公務員
  • 環太平洋大学 次世代教育学部 教育経営学科
    バスケットボール選手/教員
  • 九州大学 医学部 生命科学科
    生命科学研究者
  • 久留米大学 文学部 心理学科
    スクールカウンセラー
  • 佐賀大学 経済学部 経済法学科
    経済と法の両面を学習
  • 佐賀大学 芸術地域デザイン学部 芸術地域デザイン学科
    グラフィックデザイナー
  • 佐賀大学 理工学部 理工学科
    一級建築士
  • 純真学園大学 保健医療学部 検査科学科
    臨床検査技師/細胞検査士
  • 第一薬科大学 薬学部 薬学科
    薬剤師/薬品研究
  • 長崎大学 水産学部
    水産学研究
  • 日本大学 文理学部 ドイツ文学科
    国際社会で活躍
  • 明治大学 政治経済学部 政治学科
    ラグビー選手/銀行員
  • 明治大学 政治経済学部 経済学科
    政治経済の学習/野球
  • 山梨学院大学 経営学部 経営学科
    プロバスケットボール選手
  • 立教大学 社会学部 社会学科
    社会学研究/6大学野球
  • 早稲田大学 教育学部 国語国文学科
    バスケットボール/教員・指導者
  • 高雄餐旅大学 旅館管理系
    ホテルコンシェルジュ
大学院コース 採用13名
  • 磯本航世
    九州工業大学大学院
    生命体工学研究科 人間知能システム工学専攻
    志望理由: エンジニア

    私は現在九州工業大学にあるHibikino-Musashi@Homeに所属し、家庭用サービスロボットの研究・開発を行っております。
    将来、より多くの人が日々の生活において不自由のなく暮らせるようなサポートをおこなうロボットを目指して、頑張っていきます。

     

    脳型人工知能の研究者として既に頭角を示し、ロボットの開発を通じた社会貢献を目指し研鑽の日々を送っている。高専時代からロボットの持つ可能性に興味を惹かれロボコン部に所属。現在は北九州学研都市の学生チームをまとめるプロジェクトリーダーを務め、世界大会であるRoboCup 2023で@Home部門準優勝に輝く。


  • ボルドーで行われたロボットの世界大会(RoboCup2023)において次の作戦を考えている様子(右)

  • 同大会でロボットの手先をメンテナンスしている様子

  • 同大会クロージングセレモニーでの1コマ
  • 草野和花
    慶応義塾大学法科大学院
    法務研究科 法曹養成専攻
    志望理由: 検察官

    私は今年度に慶應義塾大学を早期卒業し、同大学の法科大学院に進学いたしました。
    小学生からの目標であった検察官になるべく、日々法学の学習に励んでいます。来年には司法試験を控えているので、さらに気合いを入れて勉強を頑張ります。

     

    小学5年時に検察官への夢を抱く。大学では成績優秀者にのみ認められる早期卒業制度を利用し3年で法学部を終了、現在は大学院在学中に司法試験を合格して最短の5年で法曹になることを目指している。


  • 静岡の法律事務所にエクスターンシップで訪問し課題をこなしている時の写真
  • 小川眞生
    東京大学大学院
    法学政治学研究科 法曹養成専攻
    志望理由: 弁護士/専門知識習得

    私は現在、約1年9か月後の司法試験への合格に向けて法律を勉強しています。
    将来は弁護士として企業法務や国際機関での業務に携わり、環境保護と経済発展の調和のとれた社会の実現に貢献したいと考えています。

     

    学部生時代は東京大学法律相談所と護身武道空手部に所属し、一方では市民の悩みに寄り添い、もう一方では頭脳だけでなく体力面での研鑽にも励む日々を送る。自身の能力を以て他者の役に立つことは大きな喜びであると、世界で活躍する法曹になりたいという目標に向かって邁進する。


  • 先日受験した司法試験予備試験論文式試験の再現答案を作成している様子です。この受験を必ず今後に生かしたいと考えています。
  • 大分大学大学院 工学研究科 工学専攻
    工学研究/自動車の設計・開発
  • 大阪大学大学院(博士課程) 基礎工学研究科 システム創成専攻
    人工知能研究者
  • 大阪大学大学院(博士課程) 生命機能研究科 
    海外での研究室所属
  • 佐賀大学大学院 地域デザイン研究科 地域デザイン専攻
    美術教員
  • 筑波大学大学院(博士課程) 人間総合科学研究群 体育科学学位
    大学教員
  • 東京大学大学院 工学系研究科 機械工学専攻
    工学に関する様々な研究
  • 東京大学大学院 理学系研究科 生物科学専攻
    エピジェネティクス分野研究者
  • 東京大学大学院(博士課程) 人文社会系研究科 基礎文化研究専攻
    考古学研究者
  • 長崎大学大学院 教育学研究科 教職実践専攻
    小学校教員
  • 琉球大学大学院 地域共創研究科 考古学専攻
    文化財研究者
(順不同)
 
以上


「2023年度 テイクオフ奨学金(大学)」募集要項はこちら
「2023年度 テイクオフ奨学金(大学院)」募集要項はこちら
*2023年度の募集は終了、2024年度生の募集要項は今冬の公開を予定

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