
- 2019年にオール九州ジュニアバスケットキャンプと「FIBA 3x3 WS 2019 Tokyo3x3」でのエキシビションマッチ参戦、2020年はオンラインバスケットチャレンジと形を変えて展開してきたTREASUREプロジェクトも3年目を迎えた2021年、3x3のカップ戦を11月3日に「出島メッセ長崎」の展示ホールで開催。総勢246名のバスケットボーラーが年代別カテゴリに分かれて激闘を繰り広げました。

会場にはコートが2面敷設され2ゲームが同時に行われます。大会はU12男子のチェックボールでスタート。
終日ビートの効いたバックミュージックがホールに響き、九州を中心に活動するラッパーのGOiTOが軽妙なMCで会場のボルテージを上げていました。目が覚めるような真っ青なコートは体育館やコンクリートでなく、公式戦でもなければ滅多に踏むことはないであろう3x3のオフィシャルコートです。いつもとは違うステージに立つボーラーたちの顔々が高揚しモチベーションが膨らんでいるのが一目瞭然で、観客席にもその熱が伝わっていました。
バスケといえば学校の部活動が想起されがちかもしれませんが、オリンピックでメジャースポーツの仲間入りを果たした今でも3x3はストリート起源のファンキーさを捨てずに持ち合わせていて、ボーラーも観衆もその場の空気に上手く乗りライブ感を楽しめることも醍醐味の一つ。バスケットボールから派生し独自に進化を遂げた、今後更なる人気を博すであろう新時代のアーバンスポーツなのです。
終日ビートの効いたバックミュージックがホールに響き、九州を中心に活動するラッパーのGOiTOが軽妙なMCで会場のボルテージを上げていました。目が覚めるような真っ青なコートは体育館やコンクリートでなく、公式戦でもなければ滅多に踏むことはないであろう3x3のオフィシャルコートです。いつもとは違うステージに立つボーラーたちの顔々が高揚しモチベーションが膨らんでいるのが一目瞭然で、観客席にもその熱が伝わっていました。
バスケといえば学校の部活動が想起されがちかもしれませんが、オリンピックでメジャースポーツの仲間入りを果たした今でも3x3はストリート起源のファンキーさを捨てずに持ち合わせていて、ボーラーも観衆もその場の空気に上手く乗りライブ感を楽しめることも醍醐味の一つ。バスケットボールから派生し独自に進化を遂げた、今後更なる人気を博すであろう新時代のアーバンスポーツなのです。
下段中央と右は参加者Tシャツ
MVPのロゴは東京オリンピック3x3女子日本代表アシスタントコーチを務められた大神雄子氏による大会のためのスペシャルデザイン
- 一方で、コロナ禍の最中に人が集うイベントであり開催も危ぶまれもしましたが、長崎県の感染者数がステージ1のタイミングとなり、県バスケットボール協会の定める感染防止対策を徹底した上で有観客での実施となりました。
夏休みには中止になった大会も数多くあり不幸中の幸いであったかもしれませんが、参加者の中には長崎県内の離島から出場してきたチームもあり、声援を受けた子供たちがコート上での再会に顔をほころばせるいくつかの場面は大会の隠れたハイライトです。 - さて大会はU12・U15・U18が男女別のトーナメント、OPENカテゴリのみ総当たりで進行します。いずれも1日、しかも短いインターバルで全試合を消化するため体力に気を払わなければならず、ただでさえ5人制バスケと比較しても動き詰めである3x3トーナメントにおいて、勝ち残ったチームは自然タフであったといえますが、戦略・戦術面でいかに消耗を抑えるかというクレバーさも兼ね備えていたに違いありません。
優勝したチームはもちろん、敗退したチームはいずれも強豪揃いで接戦に次ぐ接戦が続く、見応えのある大会となりました。

- U12カテゴリの表彰式にはプレゼンターとして田上富久長崎市長が登場し、小さなバスケットボーラーたちの健闘を讃えました。
CHAMPIONS
U12女 WINNER
- KSG
- 志方舞穂*
緒方愛琉
石原優衣
森文花
*MVP
U12男 WINNER
- TOMIE A
- 大原翔*
貞方煌
新井真銀
*MVP
U15女 WINNER
- ホワイトタイガー
- 立花明依
鯉田由乃
篠原芹
平野碧梨
*MVPは大仁田和奏(YELL)
U15男 WINNER
- スーパーカップ
- 中村碧仁
山中謙信
横山湧大
大江逸斗*
*MVP
U18女 WINNER
- クレインズビクトリー
- 池田優
野上礼華*
宮邊桃香
森田翠優
*MVP
西日本大会を通過して第8回3x3 U18日本選手権大会本選進出!
U18男 WINNER
- BabyFace
- 本多陸人
平井勝大
大藪拓海
長山勇大
*MVPは本多功昇(KRKY)
OPEN女 エキシビション
- 佐世保高専
- 石橋すみれ
井上菜月*
中村美月
立木花枝
*MVP
OPEN男 WINNER
- 中央クラブ
- 森山剛
コリー・サーフォス*
水田亨耶
早田雅也
*MVP
TREASURES
- 今大会には過去のTREASUREプロジェクトに参加してくれた多数の選手が参加してくれました。
U15カテゴリに昨年のオンラインバスケットチャレンジカップでいずれもコーチ賞を受賞した大江逸斗さん(スーパーカップ)と坂口怜さん(NTIR)が、U18にはFIBA 3x3 WS 2019 エキシビションマッチに長崎代表として活躍した後田紗希さん(鎮西学院)と藤山なずなさん(ホーネッツ)の姿がありました。
インターハイの大舞台を経験しウインターカップでも2年生ながら活躍が期待されている後田さんをはじめ、長崎の地にも大神雄子氏の蒔いた「挑戦することを恐れるな」というバスケットDNAが根付きはじめたことを証明するかのように、それぞれが個性的なパフォーマンスを発揮し存在をアピールしました。 左から大江さん・坂口さん・後田さん・藤山さん
また、会場ではTREASUREに所縁のあるコーチ・プレーヤーから大会参加者へ向けたメッセージビデオを公開。
多くの試合の機会が失われた後で、ウインターカップ県予選や新人戦、市会長杯など5人制の試合が集中するタイミングでの開催となり、特に中高生にとっては参加し難い状況下でありました。にもかかわらず仲間を募って3x3のチームを結成し練習をしてくれた参加選手、次こそはと話してくれた選手、そしてもっと多くの子どもたちにも、新たな世界に出会い刺激し合う挑戦のステージを。TREASUREは続いていきます。
GALLERY



































































