TREASURE'22 NAGASAKI 3x3 GAMES THE 4th イベントレポート

決勝前にインターバルを兼ねたイベントを開催

  •  2022年8月7日に開催したTREASURE NAGASAKI 3x3GAMES 4thではトーナメントだけではなくシュートコンテスト(U12・U15)とミニクリニック(U18)を開催。トヨタ自動車アンテロープスより大神雄子ヘッドコーチと三好南穂サポートコーチが駆けつけてくださいました。
  •  昨2021-2022シーズンにWリーグ2連覇・3ポイントシュート&フリースロー成功率1位・ベスト5選出と絶頂の内に惜しまれながら引退されたばかりの三好サポートコーチによる3ポイントシュートデモが披露され、大会MCのU-LAWとのジョークを交えながらのトークに、会場に張りつめていた緊張の糸がゆるみ一転お祭りの雰囲気に。
  • 大神雄子 ヘッドコーチ
    トヨタ自動車アンテロープス
    アテネ五輪日本代表
    東京五輪3x3日本代表サポートコーチ
    「長崎の皆さんこんにちは。今シーズンからトヨタ自動車アンテロープスのヘッドコーチになりました大神雄子です。私は2019年にTREASUREがスタートしたキャンプの時から、また選手時代にも試合で何度もこのシーハットおおむらでプレーさせていただきました。今日はその体育館で皆さんが元気にプレーされるということで応援に来ました。同じバスケットボールとはいえ5人制と3人制とで色々な発見や挑戦がたくさんあると思います。まずそこを自分自身が思いきり楽しんで、チームの勝利を目指して頑張ってください。」
  • 三好南穂 サポートコーチ
    トヨタ自動車アンテロープス
    リオ五輪日本代表 ベスト8
    東京五輪日本代表 銀メダリスト
    「皆さんこんにちは。三好南穂です。今回初めて(TREASUREを)応援させていただくんですけれど、私も選手として戦ったコートに戻って来ることが出来て嬉しいです。今回は皆さんの一つの切っ掛けになるような手助けが出来ればと思います。」
SHOOTCONTEST

 出場カテゴリを問わず男女混合で競技し、予選・決勝共に1人あたり5本のシュートを、U12がフリースローラインから、U15は2ポイントラインから放ちます。好成績を修めた10名程の選手がメインコートで行われる決勝へ進出し、最も多くゴールさせた選手が優勝。
(最大ゴール数が同数であった場合はサドンデス)
 U12から男女10名ずつ、U15は男女20名ずつで計60名が名乗りを上げ、4コートに分かれて予選を戦いました。

  •  U12選手の活躍が目覚ましく、観衆の見守る決勝の大舞台に臆することなく単独4ゴールを決めた、古閑柚さん(STAR☆)が並居る強豪を抑えて優勝を飾りました。

     しかしここで決勝のパサーも務めてくれた三好コーチからサプライズが。Wリーグオールスター3ポイントコンテストで優勝経験もある名シューターとまさかのボーナスステージ突入です。
    (三好コーチは2ポイントライン、古閑さんはフリースローラインからシュート)
  •  サドンデスまでもつれ込む激闘の末、3-2で古閑さんが見事に勝利!
     大会オリジナルボール・サイン色紙(大神コーチ・三好コーチ)と三好南穂引退記念グッズが贈られました。
MINICLINIC

「出来る出来ないよりまず挑戦しよう」

 U18選手を対象とした大神・三好両コーチによるミニクリニックが開催。現役時代は日本女子バスケットボールの頂点に立ったWリーグトップチームコーチ陣からの直接指導で実戦的なスキルを学びました。

  • 「どのようなシチュエーションで有効なのか」
    「どうしてこの動作が必要なのか」

     1つのスキルを教授するのにも基礎から応用へと段階的に課題を与え、そこから身に着けたスキルとスキルを一連の動きへと落とし込む、点と点をつなげて線にしていくよう構成されています。
  • 「オッケー」「グッド」「そうそう」「いいね」
     大神コーチは常に気持ちがポジティブであるよう声をかけ続け、失敗しても「まだまだ上手くなれるよ」と応援を止めることがありません。
     そんな熱血指導に応えるように受講生たちの瞳は真剣そのもの。みるみる吸収して三好コーチのディフェンスをかいくぐっていました。

「長崎から世界へ」

  •  子供たちに本物に触れてもらう。
     長崎から広い世界に目を向ける機会を設けることはTREASUREの使命の一つです。

     今回はトーナメント中のインターバルという短く限られた時間の中でしたが、プレーヤーとして世界の超一流たちと戦ってきたキャリアを持ち今も指導者として第一線に立つコーチが放つ光は、未来を示すこの上ない指針になったに違いありません。
  • 大神雄子コーチ
    「一番大事なのは目標設定です。長崎には『ここを目指したいんだ』と思えるような、一番良い指標になる世界で戦う県出身の選手たちが沢山います。彼らの姿を見て、みんながそれに追いつけ追い越せじゃないですけど、強い気持ちを持って目指してほしい。」

    三好南穂コーチ
    「『準備がすべて』私が一番大切にしている言葉です。今はベンチから見守る立場でも、いつ突然出場の機会が訪れるか誰にもわかりません。私は現役時代、突然のチャンスでも全力を発揮できるよう、どのような時でも常に万全の自分でいられるよう心がけていました。今日いたメンバーの中からも1人でも多く日本代表などでプレーする選手を見たいなと思っています。」

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