- キャンプ記念タオルを手にした土井首中バスケ部
キャンプを手伝ってくれた長崎市立土井首中学校(男子23名)、長崎市立滑石中学校(女子19名)、諫早市立北諫早中学校(女子14名)、大村市立桜が原中学校(女子18名)の各バスケットボール部の皆さん、ありがとうございました。
昨年まで日本女子バスケットのレジェンドプレーヤーとして活躍していた大神雄子氏(トヨタ自動車アンテロープス AC・3x3女子日本代表 SC)をはじめとするコーチ陣の熱い指導に加え、ビデオメッセージを寄せてくれた田中大貴選手(アルバルク東京所属)と、特別ゲストとして登場してくれた渡邊雄太選手(NBAメンフィス・グリズリーズ所属)、現日本代表選手の2人の言葉や姿は、観客席で見学していた彼らにとっても忘れ難い思い出になったようです。
バスケを愛して止まないコーチ達はコートサイドにも多くの宝物を残していってくれました。
- 渡邊選手からのパスを受ける土井首中バスケ部
とはキャンプ終了後に片付けをしていた土井首中バスケ部から渡邊選手へのメッセージ。素朴で率直な言葉ながら快活な笑顔で語る彼らから、トップレベルの選手を間近にした興奮が伝わってきました。
オンコートでプレイ出来なかったけれども「本物を見る、感じる」ことで大きな夢に向かってまた頑張ろうと決意を固め、この春の長崎市中総体で見事優勝!今夏に県大会へ臨みます。
また、佐世保市立愛宕中学校3年の武藤太一君も宝物を受け取った一人。
2018年のジュニアオールスター長崎代表メンバー選考会を兼ねたスキルアップクリニックに招聘され、惜しくも選抜からは漏れてしまいましたが、一生の思い出にするのでクリニック中の写真を貰えないかと財団事務局まで問い合わせしてくれた縁もあって、今回のキャンプにいち早く参加したいという希望を寄せてくれていました。
しかし、TREASURE'19は九州各県から選抜されたプレイヤーだけしか受けることが出来ません。
「ならば見学だけでも」と会場を訪れてくれていた武藤君の熱意とガッツを耳にした渡邊選手からビッグサプライズが!

「君は勇気もやる気もある選手。その行動力を忘れないで欲しい。見学するだけでも勉強になるし何かに気付くことができる。」
「中学生の自分も選抜の試合には出られない選手だったので、気持ちはよくわかる。でもバスケがとにかく大好きで『いつかNBAで!』という気持ちをずっと持ち続け、たとえ馬鹿にされても自分の力を信じて夢を諦めなかった。だからこそ今がある。諦めなければ夢は叶うと思うから、これからも頑張って欲しい。」
奇しくも当日は武藤君の誕生日。最高のプレゼントは正に自分の力で掴み取りました。
「バスケ人生の中でとても貴重な経験だし、一生誇れます。一生忘れません」

Anything is possible.
みんなで不可能を可能に変えていきましょう。
みんなで不可能を可能に変えていきましょう。
*TREASURE'19キャンプ開催に向けた渡邊選手からのメッセージ
この言葉は海を渡って夢を実現させたフロントランナーから少年少女たちと、彼らを支える人々へ向けられたメッセージでもあるでしょう。
ただ一つ確実なのは、夢の舞台に立っているプレイヤーは全て「諦めなかった人」であるということ。
私達はそんな夢に携わる人々を応援しています。