池田成諒君をジュニアアスリート強化事業の支援選手に

 島原高校2年の池田成諒(いけだ・せいりょう)君を当財団のジュニアアスリート強化事業の支援選手として迎えることを決定いたしました。既に育成にかかる費用の一部を同校の陸上部に助成し、2019年1月には米フロリダ州ブレイデントンのIMGアカデミーで行われる短期キャンプに参加しています。最先端のトレーニングを受けることによって、より高度なスキルとパフォーマンスを身に着け、自身を世界で戦える段階へと至らせるブレイクスルーを狙います。

 池田君は小学5年で全国少年少女レスリング選手権 男子42㎏級で優勝するという異色の経歴をもち、本格的に陸上競技を始めたのは中学生にあがってから。その後2016年の全日本中学校選手権では200mで4位、100mでは6位に入賞しめきめきと頭角を表し、2017年にはU18日本選手権でただ一人の1年生として決勝に出場。そして2018年、ブエノスアイレスで開催されたユースオリンピックの男子100mにて見事3位に輝き、銅メダルを獲得しました。自ら段階的に設定した目標をクリアしていくことで着実に実力を伸ばしていき、次世代のホープとして注目を集めています。

「将来的な目標はオリンピックや世界陸上という世界最高峰の舞台で活躍することです。そのためにも2019年は、3月のアジアユース選手権に選ばれてメダルを持ち帰り、次に出場するレースのカテゴリをユースからシニアへシフトしていきたいと思っています。タイム的には日本選手権への出場資格を得られる100m10.40秒、200m20.80秒を切るところまで自分を持って行かなければなりません。自己ベストは100m10.52秒ですがブエノスアイレスでは調子が上がっている自覚があって、追い風参考ながら10.30秒をマークすることが出来ました。あの時は、たとえ無風でも同じタイムで走れたなという実感と、また同じ走りを再現できるという感触が残っていて。いつも感覚は大事にしているんです。」

「早く海外での経験を出来るだけ積んでおきたいです。陸上選手として現役の内に可能な限り高みを目指すというのはもちろんですが、例えば選手を引退した後、ただの一個人『池田成諒』であっても人に求められる人間になりたい、世界で活躍できる社会人でありたいという想いがあります。これを実現するには、自分をより成長させてくれる環境に身を置いていなければならないと思っています。」

 池田君は部活や勉強だけでなく、国際大会や合宿の合間を縫って積極的に英会話を学ばれていて、目標を一つずつクリアしていくのは陸上に限った話では無い様子が伺えます。夢の自分を実現するための論理的な努力を惜しまず、自分を信じて今を疾走しています。
  • Takamitsu MIFUNE/PHOTO KISHIMOTO

池田成諒 主な成績
2016  
8月 全日本中学校選手権
男子200m 4位 22秒05
男子100m 6位 11秒06
10月 ジュニアオリンピック
男子3年100m 4位 11秒18
2017  
10月 えひめ国体
少年男子B100m 優勝 10秒80
10月 U18日本選手権
男子100m 8位 10秒80
2018  
7月 ユースオリンピック アジア地域予選
男子100m 銀 10秒69
8月 高校総体
男子100m 準決勝 10秒53
10月 ユースオリンピック
男子100m 銅 10秒30(追い風参考 高校歴代7位)
  • 愛媛国体の表彰式 © 2018 長崎新聞社

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