「Interview 2016」平湯蒼藍

専修大学
経済学部 1年 野球部
 この春、東都大学野球の1部リーグで活躍する選手達の中に、高校を卒業したばかりの大学1年生ながら早くも活躍する平湯 蒼藍(ひらゆ そら)君の姿がありました。平湯君は海星高校を卒業後、当財団の奨学金を受けて専修大学 経済学部に進学、野球部に所属し寮とキャンパス、そしてグラウンドを往復する日々を送っています。
 

故郷を離れての寮生活は?

もうすっかり慣れました。
1月末に入寮して以来、長崎には卒業式の時に一度帰っただけ。
食事は部の仲間と共に食堂で食べることが楽しいです。
 

練習は?

学校がある日の練習時間は3部に別れているので、出れる時間に参加しています。
休みの日はそれこそ朝から夕方までです。
 

苦しいことはないか?

上下関係が厳しすぎるといったことはないです。
先輩方は後輩達がやりやすいようにしてくれていると感じています。
 

1年生で4番或いは5番を任せられている気持ちは?

はたして自分でいいのかという気持ちはありますが、監督からは「お前が任せられる選手だから使っている」と励まされたので、そこはもう思い切ってやるだけです。
 

認められるだけの自負はある?

2月の頭くらいからキャンプに参加したこと、オープン戦で結果を残せたことです。
高校時代はここぞという時に打てなかった。
これは今後野球を続けていく上で一番のデメリットになると自分自身で感じています。
大学に入り1年生で春のリーグ戦に出場させてもらいましたが、なかなか結果を出せずにスタメン落ちしてしまいました。
その後代打出場のチャンスを頂いたところで結果を出せたので、自分としては良い傾向だと感じています。
 

神宮のあの舞台でホームランを打てた(※)ことにより気持ちに変化が出た?

まだ1年生、結果どうこうより「思いきりやる」という気持ちになりました。
これから4年生が引退されてしまいますので、自分が主軸を打っていきたいと思います。
また状況は変わってくるのでしょうが、その「思いっきりやる」という気持ちは忘れずにいきたいです。
 

最後に一言

まだまだキャリアの小さい野球人ですが、これからもがんばっていきますのでよろしくお願い致します!


※ 2016年4月22日に神宮で行われた東都大学野球1部 春季リーグ戦の日大 対 専大戦。1点を追う六回裏一死一塁の舞台で代打起用された専大 平湯君が、逆転の1号2ランをレフトスタンドに叩き込んだ。試合はその後九回表に追いつかれはするものの、すぐ裏にサヨナラ犠打で手に汗握るシーソーゲームを専大が制した。
 

2016.08.31早大阿部球場にて
 
2016.9.9 更新

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