「My graduation 2020 #1」

奨学生(2020年3月卒業)からのメッセージ
※2021年度 大学・大学院向け「テイクオフ奨学金」の募集要項は2021年1月下旬の公開を予定しています。

田口史門 獣医師
宮崎大学 農学部獣医学科卒 2014年度奨学生

 獣医学科での6年間はあっという間に過ぎ去り、もう卒業となりました。昨今の新型コロナウイルス感染症により卒業式が中止されるなど、残念なことが続きましたが、そのぶん思い出深い卒業となりました。また、先日獣医師国家試験の合格通知もいただき、晴れて獣医師として働くこととなりました。私は、皆様の食の安全、つまり食品の品質検査や衛生環境の向上に公務員獣医師の立場から努めていくことになります。自分自身も、食への関心が高く、より安心安全に美味しいものを食卓に運んでいけたらと考えています。

 振り返りますと、大学生活ではマラソン、HIPHOPダンス、SUPなど初めてのチャレンジをたくさん行うことができました。特にマラソンでは体力はもちろん、あきらめない忍耐力や練習の計画力、たゆまぬ努力など、フルマラソン完走の達成感だけでなく、数多くの副産物を手に入れることができ、これからも挑戦していく生涯の財産となりました。また、ダンスにおいても、人前など緊張する場面において、最大限のパフォーマンスを発揮する良い経験となりました。社会人となり、責任が重くなっていく中でこれからも緊張する場面で物事に取り組むことが多々あると思いますので、大学時代に良い練習を積むことができました。

 しかし、色々なことに挑戦できたと思う反面、まだまだ様々なことに取り組むことができたなと後悔もあります。大学生活ほど自分の好きなように時間を使える時期はないと思うので、海外経験や資格取得などもっと取り組みたいことがありました。社会人になり、自分のお金を稼ぎ、より良い経験をしていき、ノーベル賞を取れるようまた研究に取り組みたいと思います。

 獣医師国家試験では、同期の仲間と共にグループを結成し、勉強に取り組みました。お互いが頑張ったからこそ、合格を勝ち取ることができました。最後に一丸となって6年間の有終の美を飾ることができ、友人たちに感謝したいと思います。また、応援してくださった両親や先生方、多くの支えがあってここまで頑張ることができました。これからも感謝しつつ、毎日取り組んでいきたいと思います。ありがとうございました!

Y.Y 株式会社YE DIGITAL
九州工業大学 情報工学部生命情報工学科卒 2016年度奨学生

 九州工業大学に入学した4年前、周りから大学生活では人脈が一番大事だよと聞いていた私は執行委員会と4つのサークルに加入しました。しかしその意気込みとは裏腹に、文系寄りの考え方と好みを持っていた私は理系が得意な学生が大多数を占めるこの大学の中で、得意でない分野のハイレベルな授業についていくことへの難しさと居心地の悪さを感じていました。一時期は別の大学に編入することも考えましたが、今はあの時この大学に居続けようと決めてよかったと思っています。そう思えたのは、この大学生活の中で出会った多くの方々のおかげでした。

 入学してすぐに入った執行委員会では、大学生活はゆるく楽しいものだという私のイメージを覆す、忙しくて大変な仕事が待っていました。特に所属して初めて自分たちが主体となって行う新入生歓迎行事では、春休みを全部返上して先輩方からの厳しい指摘を受けながら本番まで練習やリハーサルを繰り返す毎日で、これが大学生なのかと衝撃を受けたのを覚えています。多くの人が辞めていく中、辞めずに続けられたのは私がある活動に深く関わっていたからです。それは公民館で子供たちに勉強を教えたり、一緒に遊んだりするボランティア活動で、私は委員会に入ってすぐ先輩の紹介で参加し始めました。子供たちと触れ合えることは私にとってリフレッシュできるものであり、また、リーダーとしての行動、この活動を取り仕切っている方との話し合い、子供達への対応など多くのことを考えさせられる活動でもありました。楽しいことだけではありませんでしたが、これらの活動は自分をさらに成長させてくれたと感じています。授業では、苦手な分野で苦労することも多々ありましたが、友達と支え合いながら乗り越えることができました。研究室にそれぞれ配属されてからは同期4人で1年間実験を行ってきましたが、全員なかなか成果が出ず、卒論発表に間に合わないんじゃないかと焦った時期もありました。しかし、このメンバーだったからお互い励まし合って楽しんで最後までやり切ることができたと思っています。全く成果が出ない中で親身になって相談にのってくださった先輩方、時間がかかっても私が理解できるまで丁寧に教えてくださった先生には感謝してもしきれません。

 大学生活を振り返ってみると、本当に人に恵まれた4年間だったと思います。これからは新社会人としてこれまでの経験を糧としてまた成長していきたいと思います。

矢野アマンダ由嘉利 FC町田ゼルビアレディース
流通経済大学 スポーツ健康科学部スポーツ健康科学科卒 2016年度奨学生

 サッカーを通して自分の実力を試したいと思い、関東に飛び込んだ。有名な大学へ進学すれば素晴らしい伝統を引き継ぎそれを次の代に残すことはできる。でも、ここでは一から自分たちで伝統を作り上げるしかない。「新たな歴史を築きたい」そんな目標を持って女子サッカー部がまだ創部2年目である流通経済大学に進学を決めた。

 チームメイトの中には、高校の時に全国大会で活躍していたトップレベルの選手も在籍し、彼女たちと毎日一緒に練習できたことは自分にとって良い刺激となった。大学の施設も人工芝のピッチがあったりトレーニングジムがあったりと、しっかり整備された環境で練習できた事は発展途上のスポーツを行なっている者として本当に恵まれていることだ。

 私は大学4年間を通し大学に進学することができたこと、何不自由なくサッカーができたことに対し多くの方に感謝を伝えたい。長いようで短い大学生活の中ではなかなか自分の思うようなプレーができず、度重なる怪我に苦しい思いもしてきましたが、多くの方々に支えられて私はここで大好きなサッカーをすることができた。奨学生になれたことでこんなに素晴らしい4年間を送ることができたこと。また、大学で尊敬できる人とも出会い、多くのインスピレーションを得て、学び多き時間を過ごせたこと。私に携わってくださったたくさんの方にありがとうを伝えたい。

 人生はまだ始まったばっかり。これから、道に迷い、傷つき、悩むことが多くなると思うが、サッカーを通し、人として成長をし続け、いつかは地元長崎に帰って女子サッカーの発展に携われるような人になり、恩返しがしたい。これからもサッカーを愛する人として歩み続けます。

Y.M 看護師
佐賀大学 医学部看護学科卒 2016年度奨学生

 この4年間とても多くのことを学ぶことができました。特に印象に残っているのは実習です。3年生の約半年間の実習では本当に患者さんに恵まれたな、と思います。どの患者さんも治療中で身体的にも精神的にもきつい中、話をしてくださったり、私のことを気遣ってくださったり、本当にありがたかったです。

「なんでも聞いていいよ」
「素敵な看護師さんになってね」
「あなたがいてくれてよかった」

とたくさんの嬉しい言葉をかけていただきその言葉できつかった実習を乗り切ることができたと思います。私が実習を無事に終え、国家試験に合格できたのは実習で担当させていただいた患者さんのおかげなので、働きだしてからも学生時代に出会えた患者さんは忘れないようにしたいと思います。

 無事に看護師国家試験、保健師国家試験に合格することができ、4月から看護師として働きます。長年の夢だったので、少しでも目標に近づけるよう、努力を続けていきたいと思います。

森山潔香 有限会社アイコンタクトレンズ
長崎短期大学 国際コミュニケーション学科卒 2018年度奨学生

 2年間の短大生活はあっという間に過ぎ去りました。短大では多くのことを経験し沢山の方々と出会いました。また、多くのことを学び、多くのことを身につけました。

 学生生活で最も印象に残っているのは、3ヶ月間の留学です。一昨年の8月後半から11月中旬までの約3ヶ月間、韓国に留学しました。小学生の頃からずっと韓国に興味があり、韓国に行くことが夢で憧れでした。その夢を叶えることができとても幸せでした。充実した留学生活を送ることができました。

「たったの3ヶ月間で話せるようになるの?」「語学力は伸びるの?」と思う方は多くいるかもしれません。私も留学する前はそのように思っていました。しかし、語学力は驚く程にまで向上し、日常会話もできるまでに成長しました。もちろん語学力を伸ばすために、話すことができるようになるために努力もしました。留学先の大学では、サークル活動にも参加しました。サークル活動では、主に韓国の学生と食事に行ったりボーリングをしたり大学内ではなく外で活動することが多かったです。サークルでは、積極的に行動することの大切さを学びました。留学は、貴重な体験となり一生の思い出となりました。ただ語学だけを学ぶのではなく、実際に文化にも触れることができ韓国について深く理解を深めることができました。3か月間、本当に幸せでした。

 現在、私は4月1日から正社員として働かせていただく会社にアルバイトとして働いています。語学の学科にいたのになぜ語学に関する仕事に就かないの?と思う方もいると思います。私には、夢があります。韓国ドラマや広告などを日本語に翻訳する仕事に就くという夢です。留学や韓国ドラマを見ていく中でこの仕事に就きたいと思うようになりました。今すぐにでも叶えたい夢ですが現在の語学力では叶えられない夢です。中級レベルの検定を取得しているので募集している会社があるか調べてみましたが、その全てがネイティブレベルを求めていました。今は叶えることのできない夢ですがこれから韓国語を熱心に勉強し、ネイティブレベルになり、この夢を叶えられるように努力します。必ずこの夢を実現します。今、働かせていただいている会社は、初めてのことばかりで覚えることが多くあります。1日でも早く仕事を覚えられるように1日1日を大切にしたいと思います。

 最後に、2年間充実した生活を送ることができたことに感謝します。このご恩は一生忘れません。2年間本当にありがとうございました。

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