「My graduation 2019」

奨学生(2019年3月卒業)からのメッセージ
※2020年度 大学・大学院向け「テイクオフ奨学金」の新規募集要項は1月中旬以降の公開となります。

早川達也 地方公務員
中央大学 法学部政治学科卒 2015年度奨学生

 私はこの春に中央大学の法学部を卒業し、公務員として4月から勤務する運びとなりました。高校の時から新聞や岩波文庫によって社会に漠然とした興味を持っており、大学に入るとそれが行政への関心へとつながっていきました。直接職員の方とお話しさせていただいたり、故郷に恩返しするにはどうすればいいかを考えているうちに、最終的には長崎に戻って働くという御縁をいただきました。

 学生生活で最も印象に残っているのは学生記者として取材に出かけたことでした。私の大学の新聞学会(新聞部)では、学内のことだけでなく自由に対象を選んで記事にすることが許されるため、取材によって普段は接する機会の無い方ともお会いして、知見を広めることができました。卒業論文にもそうした経験は活きました。

 卒業論文はアンテナショップについて取り組みました。多くの自治体が都市に出店することで、地方創生の新しい潮流が生まれています。一口にアンテナショップを出店するといっても、立地や商品の取り扱い、売場面積など戦略に傾向性があったり、逆に差別化を図るところもあり、様々な態様が浮かび上がってきました。直接インタビューしたり、メールでやり取りをさせていただくことで、そうした一番ホットな分野に直接フォーカスすることができたのは、学生冥利に尽きます。

 貴重な大学生活を送る機会を与えていただき、ありがとうございました。

福田真之 伊藤忠商事株式会社
東京大学 法学部第二類公法コース卒 2014年度奨学生

 学校での生活は総じて充実した毎日を過ごすことができました。
 前期教養課程では、リベラルアーツとして自分の好きな学問を学び、特に関心のあった人権問題については、LGBTQ、難民、飢餓などのゼミ活動やFWを通して、いろいろな気づきを促され、自分で物事を俯瞰する力や社会問題について深く考える習慣を身につけました。
 後期教養課程では、法律・政治の授業を通して、物事を論理的に考える力を伸ばすことができました。
 特に、独占禁止法や労働法の授業では、法律を通して社会をしっかりと見つめなおす機会をいただき、今でも自分の考えの基礎には労働法で学んだ考えがあります。

 学校外では、授業を通して得た友人と、また、国際議論団体などで知り合った外国人などと話す時間が多かったです。議論をするときもあれば、他愛もないことを話すこともあり、自分の価値観にいい影響をあたえてくれる友人を多く持てたことは自分の中で大きな財産となりました。

 これから私は総合商社でファーストキャリアをスタートさせることになります。卒業式で岩村先生がおっしゃった「最初が肝心」という言葉を忘れずに、多くの人が幸せになるような事業を、この会社を通して実現できればと思います。

前田土芽
NTTコミュニケーションズシャイニングアークス
筑波大学 体育専門学群卒 2015年度奨学生

 奨学生として過ごした4年間でラグビーのプレーヤーとして、さらに人として成長できたと思っています。

 4年間を通して授業に積極的に参加することができ、無事に卒業することができました。
 2年生時の春学期には部活動で日本代表の海外遠征に参加することになり、授業に出れなかったものの個別で課題を出して頂き、遠征先でも空いた時間を有効に活用し、こなすことができました。4年間で1番きつい思いをしたのが、この2年生時の春学期でした。部活動と学校での学習の両立の難しさを感じることができ、非常にいい経験ができたと思っています。講師の先生との連絡等を行い、授業に出席する代わりとなるレポート等の課題を出して頂いたのには感謝しております。

 また、部活動面では初めての1人暮らしをしたことで、自分自身の体と向き合うきっかけになったと思っています。家に帰れば食事が準備されており、洗濯物が翌日には綺麗になっていた高校時代までとは違い、練習後に食事を作り、洗濯をするなどといった身の回りのことを自分でやらなければならない環境に身を置いたことで、人として大きく成長できたと思います。さらに、4年生時にはバイスキャプテン(=副将)を務めさせてもらい、個人としてのプレーの成長だけでなくチームのことを考え行動するといったことができるようになったことは、自分にとってプラスであったと思います。


 在学中に保健体育教師の免許も取得することができました。卒業後もラグビーを高いレベルで続けていきます。もちろんラグビーで結果を残すことが直近の目標であり、自分が成し遂げなければならないことだと思っています。今まで支えてきて下さった方々へ恩返しをするためにも、できるだけ長く現役としてプレーを続けていきたいです。また、セカンドキャリアとしては地元に戻り、保健体育教師として長崎のラグビー普及に向けて努力したいと考えています。自分の経験を無駄にすることのないように、さらに生徒たちにラグビーの素晴らしさを伝えられるよう、学校生活から生徒と信頼関係を築くことのできる教員になりたいと思います。

 4年間ありがとうございました。
 

R.T 保育士
西九州大学短期大学 幼児保育学科卒 2017年度奨学生

 保育士を目指して進学した短大でしたが、幼児教育や保護者との関わり方のみならず、養護施設や障がい者施設など福祉についても沢山学ぶことがありました。
 なかでも印象に残っているのは、実習で初めて障がい者施設を訪れた時のことです。障がいの程度は様々ですが、どのような方でも少しでも自立した生活ができるように工夫して毎日リハビリを頑張っていた様子でした。手先が不自由な方は、ヘルメットにアーム代わりの棒を括り付けてキーボードを操り、パソコンに文字を打って懸命に手紙を書かれている姿を見て、私たちは無意識に字を書いたり動いたりしていますが、それが当たり前にはできない方もいるという現実を目の当たりにしたことで、当たり前としているものの有難さを強く実感することができました。

 また、バイトやサークル活動を通して、働くことの大切さやお金の使い方、社会との関わり方が理解できるようになりました。
 色々な人との出会いが自分を大きく変えたのだと思います。今、実際に保育士として働き、保護者の方への対応や職員同士の信頼関係などに直面し、改めて深く考えさせられているところです。行事も多く時には疲れることもありますが、子供の笑顔を毎日見ることが私の頑張る源であり、子供を笑顔にすることが保育士としての役目だと思っています。 
 学生生活を送ることで学び気付いたことを無駄にせず、これから先もっともっと子供たちの気持ちを大切することを第一に、優しく寄り添い関わっていきたいと思います。

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