「My reports 2017」田口史門

宮崎大学 農学部獣医学科 4年

いつかこの日々が、モノになる。

研究室にて研究に取り組む様子
 思えば、浪人時代にこの出会いがあったからこそ、今の私がいるといっても過言ではありません。浪人時代に両親をはじめ、支えてくれた方々に多大な協力をしてもらいました。大学入学後はできる限り、自分自身で何でもこなしていこうと思っていた私にとって、松園尚己記念財団と出会えたことはとても幸せな事でした。本当にありがとうございます。

 第1志望の医学部には残念ながら合格することは出来ませんでしたが、むしろ今の獣医学科に合格することが出来て良かったと思います。なぜなら、第1志望に合格できなかった悔しさが大学での勉学の励みになったからです。奨学金や授業料免除などの評価に影響するのはもちろんですが、自分の将来につながる勉学であるため、毎日コツコツ努力を積み重ねてきました。その結果、獣医学科の同窓会にて上位成績優秀者5名として表彰されることになりました。努力は実ると改めて考えさせられた瞬間で、今も忘れられません。

 また、勉学以外にも色々なことにチャレンジすることができています。その中でも、私が自信をもって言えるのは間違いなく「フルマラソン完走」です。大学に入る前は、自分がこんな誇りに思えることを達成するとは夢にも思いませんでした。このマラソンで42kmを走りきるための「体力」はもちろん、練習を組み立てる「計画力」や辛くても頑張り続ける「忍耐力」など様々なものを得ることができました。これらの経験と5時間もひたすら走り続けた経験は、この先必ずどこかで役に立つと信じています。他にも、カヤックやSUP(スタンドアップパドルサーフィン)といった、宮崎の雄大な自然を満喫したりなど今しかできないことに積極的にチャレンジすると共に、一生涯に亘る趣味をと考えギターを愉しむことも始めています。
 
マラソンの練習風景
 さて、2017年の春から私は宮崎大学農学部獣医学科獣医生理学講座に入室しました。研究者を目指す私が、研究というものに取り組める場所にはじめて足を踏み出しました。まだまだ新参者ゆえに、決まったテーマは定まっておりませんが研究に対する姿勢や方法など、研究の基礎になることを一生懸命学んでいるところです。今後はホルモンやペプチドの生理的機能の探索を、残り3年間の学生生活で取り組んでいこうと考えています。私の将来の夢は新規生理活性物質を発見し創薬につなげ、新興感染症への治療法の確立による「ノーベル賞受賞」です。いま学んでいる研究の基礎に真摯に取り組むことがいまの私にできるベストだと思い、日々精進を重ねています。

 大学に進学し、自分で自分のことを処理しなければならない環境のなかで私は自分磨きを大切に、日々を取り組んでまいりました。その結果が先述したような様々なことに「できる」とチャレンジしていく姿勢や努力といったモノを得られたように思います。私はいま研究室という新たな環境に置かれています。だからこそ、入学当初のような新鮮な気持ちを再び思い出し、さらに自分に磨きをかけていき、いつかこの日々がモノになってノーベル賞を取ります!

 最後に、今まで自分を支えてくださった方に感謝を述べたいです。本当にありがとうございます。これからも応援のほどよろしくお願い申し上げます。

宮崎の雄大な自然を満喫

 田口君は精道三川台高等学校を卒業後に宮崎大学へと入学、現在は農学部獣医学科にて獣医学研究者となるべく研鑽の日々を送っています。学業においては座学・臨床・研究と多忙を極める中、自らの心身を健やかに保つ取り組みにも挑戦して目標を達成、いつの日にか世界に寄与する功績をあげ、ノーベル賞を受賞するという壮大な夢に向かって力強く走り続けています。

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